- カテゴリー
- リキュール / Liquer
- メーカー
- 常楽酒造株式会社Jouraku焼酎Japan日本国産
- ブランド
- ワイン酵母仕込み熊本Kumamoto米焼酎
焼酎原料米の選定:
米焼酎、芋焼酎、麦焼酎など造る焼酎の種類によって原料米の品種を国内産で選びます。 特に米焼酎は「球磨焼酎」という「地理的表示 GI球磨」が認められたブランドで、人吉・球磨地方で生産された地域流通米を基本的に使用します。
製麹(米麹の育成):
翌朝、一晩育成させた米麹を調風搭製麹棚へ移し広げ、更に育成させます。(棚盛り)。米麹は菌の増殖により熱を出すので適温になるよう送風で冷やし、また温度が上がると冷やすを機械制御によって24時間育成させます。翌日には、米の表面に麹菌の菌糸が伸び米麹の完成となります。
二次仕込み:
一次醪に仕込み水と蒸した米を仕込むのが二次仕込みです。一般的に焼酎の場合は二段仕込みが主流なので、この工程により更なる発酵を促します。ここでも発酵により温度が上昇するので、冷却により発酵を抑制し、酵母の香りを損なわないよう蔵人が醪との対話と温度管理を行います。ここでは酵母が出すアルコールの程良くフルーティーで、甘い香りが蔵の中に漂い、蔵人の心を和ませてくれます。その後2週間ほど発酵・熟成させ二次醪の完成です。
蒸留:
いよいよ最終工程の蒸留です。
蒸留には常圧蒸留と減圧蒸留があり、常圧は通常の気圧で、醪の中に直接蒸気を入れる方法です。減圧とは蒸留機内部の気圧を真空状態にして、醪の沸点を下げる方法です(沸点 約40℃)。常圧蒸留は簡単に言うと、芳醇(こってり系)な焼酎になり、減圧蒸留はすっきりフルーティーな焼酎になります。
発酵・熟成させた二次醪を蒸留機に入れ、蒸気で加熱し揮発したアルコールが冷やされ出てくるのが焼酎です。最初に垂れてくる部分を初垂れと言い、アルコール度数も高く(60%以上)華やかな香りがします。その後、中垂れ・末垂れと甘味、旨味成分が入った焼酎が垂れてくるので、その3つの絶妙なバランスが焼酎の味・香りを決めるのです。
そこを見極めるのが杜氏の腕の見せ所。こうして出来上がる焼酎が、球磨焼酎(本格米焼酎)となるのです。
貯蔵:
蒸留したての焼酎は通常、油分を取り除くため濾過を行います。
なかには濾過をしない焼酎(無濾過)を好まれるお客様もいらっしゃいますが、基本的に濾過をして貯蔵します。
自社の貯蔵方法はタンク貯蔵と樫樽貯蔵があり、タンク貯蔵製品は6ヶ月以上、樫樽貯蔵製品は24ヶ月以上の熟成を行います。それによってまろやかさが加わり、更に焼酎の味を引き立ててくれるようになるのです。樫樽に貯蔵した焼酎は琥珀色に輝き、バニラのような甘い香りも感じます。貯蔵方法により多彩な顔を覗かせてくれるのも焼酎の醍醐味ではないでしょうか。